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突撃体験レポート ファンタスティック津山 津山の織物「作州絣」を体験!

津山市周辺の地域では、山陰の倉吉などの影響を受け、古くから自家用に“絣(かすり)”が織られていたそうです。
10月に行われた“城西まるごと博物館フェア”にて、作州民芸館に出展されていた“作州絣(さくしゅうがすり)”のブースで、芸とスティーブンは機織りの体験をさせていただきました。
「糸繰り」「糸紡ぎ」「機織り」を体験した芸は、もっと津山の文化である“作州絣”について知りたいと思い、エミー、チエ、キム、ケイティと、“作州絣”を継承することになった日名川さんのお店を訪問しました。
作州絣についての説明

今回は作州絣の体験にうかがいました!
はじめに茂さんに作州絣について説明をしていただきました。

綿花

材料となる綿花を見せていただきました。この綿花が作州絣へと姿を変えていくのです。

写真を見ながらの説明

写真を見ながら綿ができるまでを順を追って説明していただきました。

驚くチエ

綿が木にできることを知らなかったチエ。
驚きが隠せません!

綿繰り機

まずは木からとった状態の綿を処理していきます。綿花には種子が入っているので、専用の"綿繰り機" という道具で種子を取り除いていきます。

種子

こちらが綿から取られた種子。

綿繰り機

チエも挑戦!見ているだけだと簡単そうな作業ですがやってみるとなかなか上手く綿繰り機に入っていきません…

ほぐした綿を木の棒に巻き取り棒状にします。

綿打ち弓

種子を取り除いた綿を“綿打ち弓” という道具を使ってほぐしていきます。この作業の手を抜くと奇麗な糸が出来ないのだそうです。

糸紡ぎ車

糸紡ぎ車を使ってまとめた綿を紡いでいきます。

紡いだ糸

紡いだ糸がこちら。これが材料になっていきます。

奥様の茂美さん

ここからの説明は奥さんの茂美さんにバトンタッチ!
最初にデザインの方法について教えていただきました。

デザイン説明

絣は決めたデザインをもとに糸を先に藍染めし、織ることで柄を出します。

織り

早速織るところを見せていただきました。柄が合うように横糸を調整しながら織っていきます

織り作業を体験

織りの作業も体験させていただきました。説明を受けながら挑戦するケイティー。真剣です。

生地

体験させていただいた時に織っていたのと同じ柄の生地を見せていただきました。

着付け

ちょうどその生地を使った着物があるとのことでエミーが着付けをしていただきました。

日名川さんご夫妻とエミー

着付けを終えたエミーと日名川さんご夫妻。

最後に全員で記念撮影!

記念撮影

その後質問タイムに突入!丁寧に質問に答えていただきました。

津山周辺で古くから織られていた“絣”は、昭和26年(1951年)に開設された岡山県工業試験場美作分場で、染料や耐久性などの実験と新しい図柄の考案・研究がされ、名前も新たに"作州絣"となって世に出ました。
最盛期の昭和30年(1955年)頃には、十数件の業者が年間5万反以上を生産し、各地で展示会も開催していました。
作州絣の最後の織元になった「大一織物」の杉原 博氏は、備後絣の織元に生まれ、一旦造園業の道に進みますが、津山に住んだことをきっかけに県工業試験場美作分場での指導を依頼されました。
作州絣の誕生に関わるうちに、自らも織り元の経営者となります。
時代の流れの中で次々と同業者は廃業し、昭和40年にはただ1軒の織元になりますが、絣の技術を守り続け昭和56年(1981年)に岡山県郷土伝統的工芸品の指定を受けました。
杉原 博氏の没後、作州絣の新たな生産は行われていませんでしたが、「作州絣研究会」の活動により、2011年に日名川 茂美さんが作州絣を受け継ぐことになりました。
日名川さんは今後、後継者を育てたいと、体験会で興味を持った方に指導も行っています。
エミー

[レポーター]

エミー

出身/アメリカ

 

[体験者]

チエ

出身/ニュージーランド

 

出身/中国

 

キム

出身/オーストラリア

 

エミー

出身/アメリカ

 

ケイティ

出身/イングランド

 

体験レポート
私たちは「作州絣」という布を作っている所に行きました。
「作州絣」は綿から作っていました。
日名川さんは電気がいらない機械で布を作っていました。
私たちにも綿の種を取る機械を使わせてくださいました。
作り方は昔のままの方法で、初めて見るものばかりですごく面白かったです。
「作州絣」を作る手順も教えてくださいましたが、すごく長い手順です。
綿から生地になるまでには1年かかるそうです。
そんな生地で作った着物を着させてもらいました。
ちょっと重かったけど、すごくナイスでした!
暖かくて楽な服でした。
私はこの布が好きです。

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ひな屋

  • 岡山県久米郡美咲町打穴中1067-1
  • 0868-66-2016
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